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orosy株式会社

動画活用で資金調達6.8億達成!意外すぎる動画の多面的な効果とは

従業員数: 1〜49名
業種: IT/ソフトウェア

orosy株式会社は、売り手と買い手がサイト上で売買を行うマーケットプレイスを運営しています。卸売と仕入れに特化しており、オンラインブランドを中心とした各種商品のサプライヤー(製造元や保有元)と、高感度な商品の販売を希望する小売店舗を繋ぐB2Bプラットフォームです。今回は代表取締役の野口社長にお話を伺いました。

動画制作を決意した2つの理由

野口 orosyのサービス紹介動画の制作を決めた理由は主に2つあります。1つ目は、大規模なピッチイベントに参加した際、他社がプレゼンテーション中に動画を使用しているのを目の当たりにしたことです。この動画が、単なるスライドよりも遥かに理解しやすく、30秒で聴衆の注意を一気に引きつける力があることに強く感銘を受けました。

2つ目は、展示会や説明会の場で同じ内容を繰り返し説明する際の効率化が必要だと感じていたことです。同じ内容を何度も説明するより、動画で効率的かつ確実に伝えられるといいなと思いました。

展示会の離脱が30〜40%減

野口 動画の効果を一番実感したのは 展示会です。ScaleXで制作した動画が展示会や説明会で果たす役割は、想像以上に大きかったです。特に、ブースにいる従業員は限られているため、参加者と直接対話できる機会は自然と限られます。このような状況で、ブースの外から覗いている人々や、順番を待っている人々に対して、情報を伝える手段として動画は非常に効果的でした。

ブースで動画を流していると、待機中の人々も動画内容に引き込まれるので、結果としてブースを離れる人の割合が約30〜40%は減少しました。従業員一人がずっと話しているような大きな役割を果たしてくれましたね。

松尾 スピーカーのような役割ですね。

野口 はい。動画を導入する以前はスライドショーに頼っていました。しかし、スライドショーではストーリー性が欠け、視聴者がいつ終わるのか予測しにくいという問題がありました。比較して、動画はそのストーリーテリング能力においてスライドショーを圧倒的に上回ります。動画は始めから終わりまで一貫した流れがあり、視聴者を引き込む力がありますよね。結果として、ブースに動画を導入したことで、訪問者の滞在時間が明らかに伸びました。

商談の時間が1時間から40分に短縮

野口 また、商談の時は大きく短縮しました。サービスの細部にわたる機能を一つひとつ説明すると、商談には長い時間がかかります。特に、私たちのサービスは無形なので、1つの機能の説明に20分、別の機能について話すとまた時間が経過します。それが、動画を活用することで、約1分半で効率的に伝えることが可能になりました。

私たちは、営業メールに動画のリンクも添付しています。事前にある程度はサービスを理解していただけるので、かつては1時間を要していた商談が、最近では30分から40分程度に大幅に短縮されました。

動画の圧倒的な伝わりやすさ

野口 orosyは卸売業者が商品を提供し、その代金を90日後に支払うという後払いサービスを提供しているんです。このシステムは業界の多くの人々にとって驚かれるもので、「どうやってお金を工面しているんだ?嘘だ、ありえない」という反応が多いんです。テキストで説明しても、多くの人がその仕組みを完全には理解できないことがあります。

しかし、動画で金の流れや商品がどのように配送されるかを示せば、視覚的に理解できるため、人々は実際にお金が動いていることや商品が届く様子を理解できます。結局、このビジュアルな説明はテキストだけよりも、後払いの利便性や手間が省ける点をより効果的に伝えることができたと思います。

動画制作会社選びの決め手は「事業を理解しているか」

野口 過去の制作実績を拝見して、「orosyが目指す企業イメージ」にぴったり合う事例を持っていたことです。同じIT業界内でのトーンやスタイルがマッチするかどうかも、私たちにとっては大事な判断基準でしたね。

動画を通して、スタートアップである私たちのビジョンやプロダクトをどのように伝えるか、その方法論を理解している制作会社を選ぶことは、コミュニケーションコストを減らし効果的なピッチやプレゼンテーションを実現する上で重要だと思います。

社内メンバーに負担をかけない動画制作

野口:社内には動画制作経験者がおらず、デザイナーもたった一人だけでした。自社のプロダクトであるマーケットプレイスアプリの開発に追われる中、限られたリソースで動画制作することが負担になるのではないかと思っていました。そんな中、ScaleXは単なる制作だけでなく動画の活用を含めたアドバイスを頂けて勉強になりました。自分たちの力で全てを考える必要があると思っていたので、とても助かりました。

スタートアップ界隈での動画の反応

野口 僕自身がスタートアップということもあり、スタートアップ業界ではとても反響いいです。自分が使って良かったので「ここがいいよ」と勧めることも多いですし、実際に投資家や他の企業からも「わかりやすいね」「どこで作ったの」とよく聞かれましたね。

1本の動画から広がった複数のアイデア

野口 まさにイエスです。動画一本作るのはスタートラインだと思いますね。1本だけでなく各ユースケースに応じて動画を制作することが望ましいです。全ての顧客に一つの動画で説明するのは難しいため、業界ごと、機能ごと、使用シナリオごとに動画を作成するのが理想ですね。
まず一本動画を作ることで、そのプロセスを通じて社内のプロダクトや雰囲気を伝える動画、顧客向けの動画など、様々なアイデアが広がりました。

松尾 とはいえ、予算が少ないスタートアップもあるじゃないですか?

野口 ローンチや資金調達などモメンタムになるような瞬間は作ってもいいのではないかと思います。今の時代、クオリティを考えなければ動画は比較的低コストで作れてしまうけど、一歩踏みだす瞬間はプロを信じてやってみると、お金を払うことに対する成果を実感します。記念すべき何かがあるときは作ってみても良いかなと思います。

orosy株式会社
事業内容 IT・ソフトウェア
従業員数 1〜49名
制作ジャンル サービス紹介動画
ホームページ https://retailer.orosy.com/

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