目次
ラグジュアリー日本酒MINAKIの動画を作った理由
-日本酒MINAKIはどのようなブランドなのですか?
中島 高級日本酒であるMINAKIは、ミシュラン星獲得レストランやラグジュアリーホテルなどを中心に、現在は約200店舗で世界の美食家たちのテーブルに感動を与えています。
-なぜ今回、動画を作ろうと思われたのですか?
皆木 私たちのお酒は、ただの日本酒好きな方向けのお酒ではありません。もちろん、日本酒愛好家の方々にも楽しんでいただきたいですが、私たちの目的は、普段日本酒を飲まずワイン、シャンパン、ウイスキーなど他のアルコールを好む人々を、日本酒の世界へと招き入れたいんです。
そのため、日本酒を普段飲まないような人々にも商品の魅力が伝わる、興味を持ってもらえるような動画を作りたいと思いました。同時に広告のバナーや商用写真もScaleXさんにお願いしました。
なぜ権田修一選手をキャスティングしたのか
-権田修一選手をキャスティングした経緯を教えてださい。
中島 実は権田選手、人生で一度も日本酒を飲んだことがなかったんですよ。ScaleXさんに相談したら、日本酒のコンセプトをしっかり理解したうえでキャスティング候補者を出し、アサインしてくれました。
松尾 通常ならば、ソムリエやシェフ、有名人の方をキャスティングすると思います。ですが、この商品ならどうだろうか?と他の可能性を探った時に見えた答えでしたよね。
中島 今まで一度も飲んだことない方を起用することによって、日本酒に馴染みのない方々にも日本酒の魅力やリアルな驚きを伝えたいと思いました。ScaleXさんはキャスティングの経験も豊富でとても助かりました。
権田選手インタビュー動画、撮影の裏側
-撮影や動画制作に対する不安はなかったですか。
中島 試飲もなく撮影で初めての日本酒を飲んでもらったので、権田選手がどういうリアクションをとるのかな?と少し不安でした(笑)
松尾 我々もドキドキでしたが、とても良い反応をしてくれましたね。
中島 撮影自体はとてもスムーズで、1日でインタビュー動画と対談動画を撮影できました。スチール撮影なども柔軟に対応してくださりました。
動画活用でコンバージョン率が15%アップ
-動画制作の効果はどうでしたか?
中島 かなり反響がありました。特に、MINAKIは定期的に百貨店などで西寺に出展するのですが、その時に動画を流すと「あ、権田選手だ」と立ち止まって見てくれるんです。
松尾 イベントだと、ブースで立ち止まってもらえるかどうかが一番の鍵ですよね。
中島 そうです。通常なら沢山のブランドがあり人が流れてしまうんですが、まず映像で興味を引いて立ち止まってもらう。そして僕たちのブランドストーリー を聞いてもらい、そのまま購入していただくことが増えました。
体感だと、15%は購入率が上がりました。
動画での接触がブランドの好感度に与える影響
-数字以外に動画の効果を実感した場面はありますか?
中島 やはり高価格のブランドなので、一度の説明で購入してれることは少ないです。何度も接触ポイントがあって、かつブランドに込められた思いやストーリーで心を動かし、ファンになってもらえなければ買ってもらえません。
松尾 動画は何度も見てもらえ接触回数を増やせる。また、今回のようにインタビューや対談の動画で第三者的な視点が加わることで安心感も生まれ、一気にお客様との距離が近づきます。
中島 そうですね。ブランドの好感度やファンになっていく過程もあるので、数値では測れない部分でも大きな価値がありました。
制作会社選びのポイントは「作って終わり」ではないかどうか
-数ある動画制作会社の中でScaleXを選んででよかったポイントはありますか。
中島 例えば、動画を作っても僕らのメルマガ会員さんだけに届けることで終わったら費用対効果は合わないですよね。 ブランドをまだ知らない人たちにも見てもらう必要があります。
ScaleXさんは権田選手のマネージャーさんにもSNSでの投稿の仕方を提案してくれたり、動画をどう広めていくかということに関しても協力してくださいました。動画を作って終わりではなく、売上アップや認知拡大のために主体的に行動される姿を見て、素晴らしいパートナーだなと思いました。