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Threads広告とは?Metaの新たな広告チャネルを徹底解説

Instagram SNS運用 動画マーケティング
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監修者
代表取締役 松尾

Threads広告は、Meta広告の新たな成長エンジンになる

Meta広告マネージャーから出稿可能で、すでにMeta広告を運用している企業にとっては、設定の延長で始められるのが最大の魅力です。

全世界で、3億2,000万人のユーザーが登録しており、特に立ち上げ直後のSNSのため、ミレニアル・Z世代を中心とした感度の高いユーザーにリーチできると考えられます。

出典:Meta 2024年第4四半期業績発表

Threads広告の仕組みと出稿方法:Meta広告と同じUIで扱える

結論から言えば、Threads単体の広告管理画面は存在せず、Meta広告マネージャーからThreadsにも配信可能になります

現在は「配置面拡張」という形でThreadsが自動選択される仕組みが導入されており、Metaの広告設定に精通していれば、ほぼ同様の操作でThreads広告が実現します。

①出稿ステップ簡易ガイド

  1. Meta広告マネージャーにログイン
  2. 「キャンペーン」作成 → 目的を「認知」または「リーチ」「売上」に設定
  3. 配信先で「Threads」を選択※Threadsフィードを利用するには、Instagramフィードにも同時に配信する設定が必要です。現時点では、Threads単独のキャンペーンは利用できません。
  4. Threadsプロフィールをお持ちでない場合は[プロフィールを作成]をクリックし、Instagramアカウントを利用してThreadsプロフィールを作成
  5. クリエイティブ設定 → 16:9から9:16のアスペクト比に対応
  6. 予算とスケジュールを設定し、配信開始

ただし、以下を使用する場合、Threadsには広告が配信されません。

広告オプション、タイプ、設定、フォーマット、リンク先配信がされない場合
広告オプション ※1
Advantage+ クリエイティブ
ダイナミッククリエイティブ
ダイナミック言語最適化
広告のタイプAdvantage+ カタログ広告
パートナーシップ広告
広告設定既存の投稿を利用する
Instagramの投稿を宣伝する
広告フォーマット・カルーセル
・コレクション
広告のリンク先注: ウェブサイトのみサポートされています。
※1: 配置アセットのカスタマイズがサポートされているため、各配置のオーディエンスの行動とベストプラクティスに合わせてThreads広告をカスタマイズできます。
出典:. Threads広告について

Threads広告のみへは配信が不可であるということと、Threads広告に配信ができない広告フォーマットがあるということには注意が必要です。

Threads広告の強みは「会話文脈」に溶け込む没入感

ThreadsはXに似たスレッド型の会話構造を持っており、広告も自然な形でタイムラインに差し込まれます。ユーザーのエンゲージメントを高めやすい「文脈型広告」が可能になるため、従来のフィード型広告よりも広告嫌悪が少なく、高いCTR(クリック率)やエンゲージメントを期待できます

さらに現在、Threadsのオーガニック投稿に関するインサイトから、ユーザーがどのような投稿に反応しやすいかという傾向も見えてきています。広告がより自然に溶け込むためには、こうした投稿傾向を踏まえて広告クリエイティブを設計することが効果的です。

実際に、高いパフォーマンスを示した投稿の共通点として、以下のような特徴が挙げられます。

①キャプションを含める

動画、写真、カルーセルの投稿にテキストも含めた場合、テキストなしの投稿よりもパフォーマンスが大幅に高くなった。

②トレンドに乗って自社の考えを発信する

オーディエンスにとってのトップオブマインドと考えられる、カルチャーシーンやポップカルチャー、最近の出来事を話題にする。

③笑いの要素を含める

Threadsではユーモアのあるコンテンツのビュー数が多い。

出典:全世界のThreadsクリエイターを対象とした、2024年上半期の30日間にわたる内部分析に基づく

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Threads広告を始めるべきか?判断のための3つのポイント

n数が限られた実績ですが、IGフィードと比較すると、​CTRは低く10倍ほどの差がでました。

CPCは約半分の単価となりCPMがThreadsは全体的に安い事がわかりました。安価にクリックを誘導したい場合は活用が前向きに検討ができると思います。

出典:自社調べ

まとめ

ローンチしたてのThreads広告は、Metaの広告と類似した革新的なチャネルになる可能性は高いです。また費用対効果や操作性、拡張性の観点からもマーケターにとって取り組みやすい施策です。

Instagram広告に精通している企業であれば、追加の学習コストもほぼなく導入でき、2025年のSNS広告戦略の重要なピースになる可能性が高いです。

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代表取締役 松尾
監修者

2019年より独学で動画制作を経験したのち、大手マーケティング会社、フリーランスのクリエイターを経て株式会社ScaleXの代表を務める。様々なジャンルのディレクター経験を活かし、動画制作や動画マーケティング、YouTubeやTikTokに関する情報を分かりやすく発信していきます。

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