Home > コラム > 映像制作会社の選び方をプロが徹底解説!失敗しない5つのポイントと費用相場

映像制作会社の選び方をプロが徹底解説!失敗しない5つのポイントと費用相場

動画制作・映像制作 動画マーケティング
single_column_header_supervisor_img
監修者
代表取締役 松尾

企業の動画活用が一般的になった現在、映像制作会社も大手から中小、フリーランスまで数多く存在し、それぞれが異なる強みや特色を持っています。しかし、選択肢が多いからこそ、自社に最適なパートナーを見つけるのは簡単なことではありません。

この記事でわかること

  • 目的別の映像制作費用相場
  • 映像制作会社を選ぶ際の5つの重要ポイント
  • 依頼前に準備しておくべき3つのこと
  • 制作会社の規模ごとの特徴とメリット・デメリット
  • 契約時に見落としがちな3つの注意点

この記事では、数々の企業の動画制作を支援してきたプロの視点から、映像制作会社選びで失敗しないための具体的なポイントから事前準備、費用相場まで、成功する動画制作のために知っておくべき情報を包括的に解説します。

【目的別】映像制作の費用相場はいくら?

映像制作会社の選び方を確認する前に、依頼したい動画の目的に近いタブをクリックして、費用相場と価格帯ごとの内容を確認しておきましょう。

※ここに掲載している費用相場は、国内の主要な動画制作会社数十社の公開料金、および動画制作マッチングプラットフォームの取引データに基づき、当サイトが独自に算出したものです(2025年9月時点)。

採用動画

【費用相場】30万円~200万円以上

インタビュー中心プラン
(30万~80万円)
社員数名へのインタビューとオフィス風景の撮影で構成。企業のリアルな雰囲気や働く人の声を伝えるのに適しています。
コンセプト重視プラン
(80万~200万円以上)
企業の理念や事業内容をドラマ仕立てなどで表現。企画・脚本・キャスティングなどが必要になり費用は上がりますが、求職者の共感を強く喚起し、採用ブランディングに繋がります。
松尾

採用動画は撮影日数とキャスティングで費用が大きく変わります。社員インタビューのみなら1-2日で完結しますが、ドラマ仕立てにする場合は企画期間も含めて1-2ヶ月かかることもあります。

広報動画

【費用相場】50万円~300万円以上

事業紹介・説明会動画
(50万~150万円)
事業内容や業績を、図やグラフ、ナレーションを用いて分かりやすく解説します。正確な情報伝達が求められる場合に最適です。
ブランディング動画
(100万~300万円以上)
企業の歴史やビジョンを感動的に描き、企業イメージの向上を図ります。CGやドローン撮影など、高度な演出が用いられることもあります。
松尾

広報動画は要件定義を密に行い、コピーライターなどのパートナーを巻き込む必要があるので費用の幅が大きくなります。

商品・サービス紹介動画

【費用相場】50万円~1,000万円以上

Web広告・SNS向け動画
(50万~200万円)
YouTube広告やタクシー広告などで使用。短い時間で視聴者の興味を引き、クリックや購入などのアクションを促す構成が求められます。
テレビCM・大規模プロモーション
(300万~1,000万円以上)
タレントを起用したり、大規模なロケ撮影を行ったりする場合、費用は大きく上がります。広告代理店と連携して進めるケースも多くなります。
松尾

商品紹介動画は配信媒体と演出規模によって費用が大きく異なります。特にタレント起用やテレビCMの場合は、出演料や放映権料が別途必要になるため、トータル予算の設定が重要です。

映像制作会社の選び方は?失敗しない5つのポイント

動画制作を成功させるためには、自社の目的や要望に応えてくれる映像制作会社を選ぶことが重要です。しかし、数多くの制作会社の中から最適な一社を見つけ出すのは簡単なことではありません。ここでは、映像制作会社選びで失敗しないための5つのポイントを解説します。

ポイント1|制作実績やポートフォリオのクオリティは充分か

画像引用元:ScaleX

最初に確認すべきなのは、制作会社が過去に手掛けた「制作実績やポートフォリオ」です。映像の質やデザイン、編集技術などが自社の求めるレベルに達しているかを確かめましょう。

同時に、幅広いジャンルやスタイルの動画を手掛けてきた多様性があるか、あるいは特定の分野で深い実績を持っているかを見極めることも大切です。特に、自社が依頼したい動画のジャンル、例えば会社紹介や商品PR、採用動画などでの実績が豊富であれば、業界知識や成功ノウハウを活かした質の高い動画が期待できます。

\制作実績豊富!/

ポイント2|得意分野・専門ジャンルが自社に合っているか

制作会社には、それぞれ得意とする分野や専門ジャンルがあります。テレビCMのような大規模な映像が得意な会社もあれば、Web広告用の短尺動画に特化した会社、アニメーション制作を専門とする会社など様々です。

自社の動画制作の目的(ブランディングや販売促進、採用強化など)を達成するためには、その目的に合ったノウハウやマーケティング知識を持つ会社を選ぶことが重要です。動画を単に「作る」だけでなく、「どう活用して成果を出すか」まで踏み込んで提案してくれる会社は、心強いパートナーとなるでしょう。

ポイント3|担当者とのコミュニケーションの相性

動画制作は、制作会社と依頼主が密に連携を取りながら進めるプロジェクトです。そのため、担当者とのコミュニケーションの相性は非常に重要になります。例えば、質問や要望に対して迅速かつ誠実に対応してくれるか、こちらの意図や要望を正確に汲み取ってくれるかといった点が判断基準になります。

また、専門用語を分かりやすく説明してくれるなど、円滑な意思疎通が図れる相手かどうかも見極めたいポイントです。打ち合わせの段階で担当者の人柄やコミュニケーションスタイルを確認し、信頼してプロジェクトを任せられる相手かどうかを判断しましょう。

ポイント4|制作フローや修正対応の柔軟さ

契約前に、具体的な制作の流れ(企画から撮影、編集、納品までのプロセス)と全体のスケジュールを確認しておくことが大切です。これにより、プロジェクト全体の進行管理がしやすくなります。

特に重要なのが、修正対応の範囲と回数です。「どの段階で、何回まで無料で修正に応じてくれるのか」「追加の修正には費用が発生するのか」といった点を事前に明確にしておくことで、後のトラブルを防ぐことができます。

動画制作の流れ
動画制作・映像制作の流れはどれくらいある?受注から納品までの各工程の進め方・スケジュールを解説

ポイント5|見積もりの明確さや価格の妥当性

見積もりを依頼する際は、単に総額の安さだけで判断してはいけません。企画費、撮影費、編集費、人件費など、何にどれくらいの費用がかかっているのか、その内訳が明確に記されているかを確認することが重要です。

価格の安さだけで選んでしまうと、クオリティや対応面で失敗につながりかねません。提案内容の質やサポート体制なども含め、総合的なコストパフォーマンスで判断するようにしましょう。

動画制作の見積もり
動画制作の見積もり相場と内訳項目を徹底解説!注意点や費用を抑えるコツも紹介

映像制作会社に依頼する前に準備しておくべきこと

制作会社との打ち合わせをスムーズに進め、より効果的な動画を制作するためには、事前の準備が欠かせません。依頼前に以下の3点を整理しておきましょう。

準備1|動画の目的とコンセプトを明確にしておく

まず、「何のために動画を作るのか」という目的をはっきりさせることが重要です。例えば、新商品の認知度向上、企業のブランディング、採用応募者の増加などが挙げられます。

同時に、「誰に、何を伝えたいのか」というコンセプトも具体化しましょう。「20代女性をターゲットに商品の手軽さと楽しさを伝える」といったように明確に設定することで、動画の方向性が定まり、制作会社とのイメージ共有もスムーズになります。

準備2|予算や納期の目安を決めておく

動画制作にかけることができる大まかな予算と、希望する納品時期を事前に決めておきましょう。予算をあらかじめ提示することで、制作会社はその範囲内で実現可能な最大限のクオリティを提案してくれます。

納期に関しても、公開したい時期が決まっている場合は余裕を持ったスケジュールを設定することが重要です。一般的な動画制作には1〜3ヶ月程度かかることを念頭に置きましょう。

準備3|参考動画や自社資料を整えておく

言葉だけでは伝えきれないイメージを共有するために、参考となる資料を準備しておくと非常にスムーズです。「こんな雰囲気の動画にしたい」というイメージに近い他社の動画や、「こうはなりたくない」というNG例を集めておくと、具体的なイメージ共有に役立ちます。

併せて、会社案内やサービス紹介資料、ロゴデータや商品写真といった、動画制作の素材となりうる自社資料をまとめておくことで、制作会社が企業の強みや特徴を深く理解できるようになるでしょう。

動画に関することはなんでも
無料で相談ください

動画制作・SNS運用の外注先はプロにお任せ!
企業支援実績ノウハウが豊富なディレクター陣からご提案

  • ご相談から企画提案まで完全無料
  • ジャンル特化型クリエイター多数在籍
  • 圧倒的な高クオリティ低価格
  • 企画から運用まで一貫した支援

映像制作会社の規模ごとの特徴

映像制作会社は、その規模によって特徴が異なります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自社のニーズに合った会社を選びましょう。

大手制作会社|安心感はあるが費用が高め

大手制作会社は、テレビCMや大規模なプロモーション映像などを手掛けることが多いです。トップクリエイターが在籍し、企画から撮影、編集まで高品質な仕上がりが期待できますが、その分、制作費用は高額になる傾向があり、制作プロセスに時間がかかることもあります。

中小制作会社|柔軟でコスパが良い

中小制作会社は、大手よりも費用を抑えつつ質の高い動画制作が期待できます。担当者との距離が近く、要望に対して柔軟かつスピーディーに対応してくれることが多いのが特徴です。特定のジャンルに特化している会社も多く、自社のニーズと合致すれば非常に高いコストパフォーマンスを発揮します。

フリーランス|低価格だが品質や対応に差がある

フリーランスは個人で活動しているため、会社に依頼するよりも費用を大幅に抑えられる可能性があります。特定のスキル、例えば撮影や編集、アニメーションなどに特化している人が多いです。ただし、品質やスケジュール管理、対応範囲は個人差が大きく、信頼できる人を見極める必要があります。

映像制作会社を選ぶ時に見落としがちな3つの注意点

契約後の「こんなはずではなかった」というミスマッチを防ぐために、基本的な選び方に加え、以下の3つの注意点を押さえておきましょう。

注意点1|修正対応の範囲と回数を事前確認しない

前述の通り、修正対応の確認は非常に重要です。一般的な修正回数は2〜3回程度とされていますが、「どの程度の修正までを1回とカウントするのか」「無償対応の範囲はどこまでか」を契約前に必ず書面で確認しましょう。

注意点2|制作後のサポート体制を確認しない

動画は作って終わりではありません。納品後の動画の活用方法や、効果測定、改善提案など、どこまでサポートしてくれるのかを確認しましょう。YouTubeチャンネルの運用代行や、動画広告の配信サポートなど、制作後の活用まで見据えたサービスを提供している会社を選ぶと、動画の効果を最大化できます。

注意点3|構成案やイメージの具体化が曖昧

正式に依頼する前に、簡易的なものでも良いので構成案や企画書を提出してもらいましょう。自社の目的や要望をどれだけ深く理解し、プロの視点で具体的な形に落とし込めているかを見ることで、その会社の企画力や提案力を判断できます。

映像制作会社に依頼する際の費用相場は?

動画制作の費用は、企画内容、撮影規模、出演者の有無、アニメーションの使用など、様々な要因によって大きく変動します。以下は、一般的な費用相場です。

動画の種類制作費用の相場
サービス紹介動画約20万~200万円
会社紹介動画約15万~200万円
採用動画約15万~200万円
ブランディング動画約20万~500万円
インタビュー動画約10万~200万円
YouTube動画約5万~100万円

これらはあくまで目安であり、詳細な見積もりは各制作会社に問い合わせる必要があります。

動画制作の費用相場
動画制作・映像制作の費用と相場を5分で解説!費用を抑える方法と外注依頼のポイントも紹介【2024年最新版】

映像制作会社ならScaleXがおすすめ!

「どの制作会社を選べば良いか分からない」とお悩みなら、豊富な実績と信頼を誇るScaleXにお任せください。

ScaleXは、業界相場の半額でありながら、高品質な動画制作を提供しています。1000社以上の支援実績を誇るプロフェッショナル集団で、コストパフォーマンスに優れた動画を制作することが可能です。

初めての方でも気軽に相談できる無料相談サービスも提供しており、企画提案までも無料です。ScaleXにお任せいただければ、企業の魅力を最大限に引き出し、ブランド価値を高める動画制作をサポートします。

\企画提案まで完全無料!/

single_column_body_supervisor_img
代表取締役 松尾
監修者

2019年より独学で動画制作を経験したのち、大手マーケティング会社、フリーランスのクリエイターを経て株式会社ScaleXの代表を務める。様々なジャンルのディレクター経験を活かし、動画制作や動画マーケティング、YouTubeやTikTokに関する情報を分かりやすく発信していきます。

動画制作の戦略策定から
課題解決まで伴走します。
お気軽にお問合せください。

お電話でも受け付けております。
平日10:00-18:00
bg_cta